キミの隣、笑顔のあなた
「じゃ、片付けようか。」
私が茉胡と3人に向かって言うと、3人は固まった様子で私を見ていた。
「・・・え?どうしたの?」
思わず私も立ち止まって聞くと、
「あはは!茉依はなんもわかってないよね。」
茉胡が大爆笑しながら私のところにやってきた。3人は未だ固まったまま。
「中学の時から思ってたけど、茉依ちゃんやっぱりうまいわ。」
「茉依ちゃんって、茉茉コンビの一人だったんだね。」
「あの時より髪長くなってるから、気づかなかった...
普段の茉依ちゃんのイメージと全然違う...
こんなうまいと思わなかった。」