魔法学園の管理人


俺はグッと息を飲んだ。
分かってはいたが…あのトロール野郎…。

隣の優介も、つらそうに唇をかんでいた。



「でも……。

『あの人たちは操られていて、抵抗できなかった』、『あの人たちは悪くない』。

ほんの数名ですが、そういった違う発言をする方もいらっしゃいます」



……え?

俺は自分の耳を疑った。

本当に、そんなことを言う奴が?


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