魔法学園の管理人


そう言って何が面白いのか、
俺たちを操っていたクラス1番の金持ちデブが
ゲラゲラと声をあげて笑った。

「…落ちたら、よかった…?」

プツリと何かが切れる音とともに
そのひと言で、頭に浮かんだある光景。

完全に頭にきた俺は、
優介がなだめるのも聞かずに、怒りのままに言ってやった。

「あ、碧翔、落ち着いーー」






「ーーバカ言うんじゃねぇよ!落ちたら死ぬんだぞ!
 それもわかんねーなら腹に戻って人に産み直してもらってこいよ
 このトロール野郎!」

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