魔法学園の管理人


あ、まずい。
これはまずい。

アイツが俺たちの命を握ってるようなものなのに。

気づいたところで、もう遅い。







顔を真っ赤にしたトロール野郎。
ヤツが杖を高く上げ、思いっきり振り下ろしたのと同時に、


俺たちはまっすぐ、時計塔に突っ込んだ。

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