魔法学園の管理人


ガシャーン!
ガラガラガラ……。

ステンドグラスとハチミツ色のレンガで造られた、古き良き時計塔の屋根は無残にくずれ、
ガラスの破片やレンガが俺たちの上に降り注ぐ。

「があっ…!」

頭を強く打った俺は、全身の痛みとうすれゆく意識の中、
飛んでくる複数の大岩から逃れるよりも先に
気を失った……。

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