黒狼と3年前の真実 【短編】
「やるわけないでしょ!馬鹿野郎!」
少しだけ軽めにキックしてあげた。
冗談も程々にしないとね。
「いってぇ〜!暴力女め!」
「はいはーい!正義の味方到着やで〜!
……って、なにしてんバカップル。」
さてさて、皆さんおわかりでしょうか。
今、来た関西弁野郎は旭でした!
「旭、ここで何してる?」
「いや、皐…それこっちの台詞やッ!」
「俺達はどこでヤるかを揉めてただけ。」
「…あかん、アホらしゅうて言葉もでーへんわ。それでなんや?ケンカしてたんか?」
今思えば、確かにバカバカしい。
「あぁ。で?旭は?」
「あ〜、知り合いの女のとこ行ってたんや。」