黒狼と3年前の真実 【短編】
数分後ぐらいに颯達が来た。
「皐、話ってなんだ?」
「徠、急かすな。てか、ドア閉めろ。」
そっか、ここ防音の部屋なんだ。
ドア閉めないとここに居てる意味がないんだ
「噂で耳にしているかもしれないが、初代が動き出してる。」
「それで、僕達は何するの。」
「それを相談したいから呼んだ。」
別に相談することもないけど、
ま、聞いておこう。
「なんや、そんなことかい。直接聞いたらええんちゃうん?何してんのって。」
「旭、口を出して良い事と悪い事がある。」
あたしだったら口出ししそう。
「里依は知らないのか?」