黒狼と3年前の真実 【短編】
誕生日会
里依side




あれから1週間が経った。
相変わらず、皆の行動が怪しすぎる。



『ねー、なにか隠してることない?』



と、聞いても教えてくれないか話を逸らされるのがオチだ。



「里依、今日あいてるよな?」

「ん?皐 なにか用でもあるの?」



黒狼のメンバーがやけに余所余所しい。
何かあるな?



「今日、正午に迎えに行く。」



今は、10時半頃ですね…。
色々と用意する時間は一応ありますね。



「ん、了解。」



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