黒狼と3年前の真実 【短編】


「大人しめで何が悪い〜、」

「かなちゃんらしくないって意味だよ。」



だって、おかしいじゃん?



「俺はいいの。時が来たら紹介してやる。」

「……」



今、かなちゃんなんて言った??
『時が来たら……』って、、、



「彼女いるの?!」

「あ?わりぃ?」

「だって、だって、あの女遊びの絶えなかったかなちゃんが特定の人を1人に?!」



うん、有り得ないよ。
こんなの明日大雪降るに決まってる。



「俺だって本気になる女ぐらいいる。
さっさと、戻るぞ。」

「本気になる女ねぇ〜?あの、かなちゃんが恋しちゃったんだ。」



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