冷徹社長の秘密〜彼が社長を脱いだなら〜
社長を脱いだ彼の姿
「おいしい!こんなおいしいお寿司初めて食べました!」
社長が連れてきてくれたいいところとは、私みたいな一般人が足を踏み入れることすら戸惑う超高級ホテル。
キラキラと光るホテルのロビーに圧倒されていると、「行くぞ」と慣れた手つきで私の腰に手を回す社長。「ひゃっ」と驚いた声を出すと、またクスクスと笑われた。
そして、社長のエスコートで連れて来られたのがこのホテルの十階にある高級寿司のお店だった。左手だけで食べれると配慮までしてくれたけれど、お寿司を食べることすら久しぶりすぎるというのに高級寿司というだけで強張る。
それでも、それは最初だけ。シャリからこぼれ落ちそうなほど乗ったウニに一瞬で目を奪われた。
「ほらっ、好きなだけ食べろよ。言えば何でも握ってくれるから」
社長と板前さんの顔をチラチラと見た後、ゆっくりと口に入れて、出た言葉があれ。
私の言葉に気を良くした板前さんが次から次へとお寿司を握ってくれ、私は夢中でそれを口にする。遠慮という言葉は今は忘れてしまおう。
社長が連れてきてくれたいいところとは、私みたいな一般人が足を踏み入れることすら戸惑う超高級ホテル。
キラキラと光るホテルのロビーに圧倒されていると、「行くぞ」と慣れた手つきで私の腰に手を回す社長。「ひゃっ」と驚いた声を出すと、またクスクスと笑われた。
そして、社長のエスコートで連れて来られたのがこのホテルの十階にある高級寿司のお店だった。左手だけで食べれると配慮までしてくれたけれど、お寿司を食べることすら久しぶりすぎるというのに高級寿司というだけで強張る。
それでも、それは最初だけ。シャリからこぼれ落ちそうなほど乗ったウニに一瞬で目を奪われた。
「ほらっ、好きなだけ食べろよ。言えば何でも握ってくれるから」
社長と板前さんの顔をチラチラと見た後、ゆっくりと口に入れて、出た言葉があれ。
私の言葉に気を良くした板前さんが次から次へとお寿司を握ってくれ、私は夢中でそれを口にする。遠慮という言葉は今は忘れてしまおう。