冷徹社長の秘密〜彼が社長を脱いだなら〜
「このまま、ここでみぃとずっといられたらいいのにな」
「ずっとここにいます、ニャー」
遠くを見つめ、そう呟いた社長が可愛くて、ぬいぐるみのみぃを手に、社長の顔の前で動かしながら、そう言ってみた。
一瞬、驚いた社長だったけど今度は意地悪そうな笑みに変わった途端、手にしていたみぃをポイっと投げ捨てられる。
「しゃ、社長?!」
投げ捨てられたみぃを心配する余裕もなく、左腕を引かれ、ぎゅっと抱きしめられ、そのまま体はベッドの上。ど、どうしよう。
さっきから頭はパニック状態だけれど、身動きが取れないくらいきつく抱きしめられている。
「俺は、こっちのみぃがいいな。どうせこんな部屋じゃ悪いことしてやろうって気は起きないし、このまま寝よう」
「えっ?えっ?こ、このままですか?あ、そ、そうだ!私、バッグ、開けたいです。楽しみにしてたので!お願いします。開けさせてください」
少し拗ねた顔をして、私を離してくれた社長は本当に少年のようでそれがまた可愛い。もし、私が冷徹社長としての姿をもっと知っていたら、これほどのギャップはないだろうな。
そう、思うと少しその部分にも触れてみたいという思いも芽生えた。
「ずっとここにいます、ニャー」
遠くを見つめ、そう呟いた社長が可愛くて、ぬいぐるみのみぃを手に、社長の顔の前で動かしながら、そう言ってみた。
一瞬、驚いた社長だったけど今度は意地悪そうな笑みに変わった途端、手にしていたみぃをポイっと投げ捨てられる。
「しゃ、社長?!」
投げ捨てられたみぃを心配する余裕もなく、左腕を引かれ、ぎゅっと抱きしめられ、そのまま体はベッドの上。ど、どうしよう。
さっきから頭はパニック状態だけれど、身動きが取れないくらいきつく抱きしめられている。
「俺は、こっちのみぃがいいな。どうせこんな部屋じゃ悪いことしてやろうって気は起きないし、このまま寝よう」
「えっ?えっ?こ、このままですか?あ、そ、そうだ!私、バッグ、開けたいです。楽しみにしてたので!お願いします。開けさせてください」
少し拗ねた顔をして、私を離してくれた社長は本当に少年のようでそれがまた可愛い。もし、私が冷徹社長としての姿をもっと知っていたら、これほどのギャップはないだろうな。
そう、思うと少しその部分にも触れてみたいという思いも芽生えた。