冷徹社長の秘密〜彼が社長を脱いだなら〜
非現実すぎてついていけないシンデレラ
「本当にここに入るんですか?私、確実に浮くし、場違いですよ」
「何を言ってるんだ。誰でも入れるんだし、行くぞ」
ホテルでの高級バイキングの後は、ショッピング。私の服や身の回りのものを買いに社長が連れて行ってくれたもののあまりの高級感についていけない。
「そこからそこまで全部。あと、そっちのも頼む」
「しゃ、社長!」
キラキラとしたゴールドの店構えに、バリアみたいなものを感じてしまい、お店の中に入ることにも躊躇う私の腕を引き、慣れたように中へ入る社長。
ここは田舎者の私でも知ってる高級ブランド。一着五万は超えるのが当たり前。それに、個性的な感じもあって平凡な私には似合わない。
それなのに、さっきから社長は服を見ることもなく、端から端まで買うつもり。
さすがに見兼ねて声を上げるも「どうした?」と気にも留めない。金銭感覚の違いにも驚愕するけれど、高ければいいものだという感覚にもビックリ。
あの端から二番目の紺色のパンツに赤色の奇抜な刺繍がしてあるものなんて、どうすればいいの?
「何を言ってるんだ。誰でも入れるんだし、行くぞ」
ホテルでの高級バイキングの後は、ショッピング。私の服や身の回りのものを買いに社長が連れて行ってくれたもののあまりの高級感についていけない。
「そこからそこまで全部。あと、そっちのも頼む」
「しゃ、社長!」
キラキラとしたゴールドの店構えに、バリアみたいなものを感じてしまい、お店の中に入ることにも躊躇う私の腕を引き、慣れたように中へ入る社長。
ここは田舎者の私でも知ってる高級ブランド。一着五万は超えるのが当たり前。それに、個性的な感じもあって平凡な私には似合わない。
それなのに、さっきから社長は服を見ることもなく、端から端まで買うつもり。
さすがに見兼ねて声を上げるも「どうした?」と気にも留めない。金銭感覚の違いにも驚愕するけれど、高ければいいものだという感覚にもビックリ。
あの端から二番目の紺色のパンツに赤色の奇抜な刺繍がしてあるものなんて、どうすればいいの?