冷徹社長の秘密〜彼が社長を脱いだなら〜
対立、二人のりょう
あれから一週間。昨日、私は無事、西原先生から通常生活に戻ってもいいと言われた。それにしてもこの一週間はとてもじゃないけれど毎日がドキドキの日々だった。
「社長、もう朝ですよ。起きないと」
「ん?今、なんて言った?はい、ペナルティ」
事あるごとにペナルティのキス。五回なんかじゃ済まなくて、唇になんて言われて覚悟を決めるとなぜか社長に交わされる。
「やっぱりペナルティのキスは唇以外にするぞ」
もう唇以外の顔中にキスしたんじゃないかと思うほど。たまにされることもあり。
そんなときには必ず、「猫のみぃとしたかったから、代わりにみぃにしてみた」と言われる。
その言葉を聞くと、やっぱり私は猫のみぃちゃんの代わりなのかと少しだけ残念に思ってしまうけれど、それは最初からわかっていること。
それより捻挫も治ったんだ。そろそろ社長の家から出ていくことを考えなくてはいけない。
「社長、もう朝ですよ。起きないと」
「ん?今、なんて言った?はい、ペナルティ」
事あるごとにペナルティのキス。五回なんかじゃ済まなくて、唇になんて言われて覚悟を決めるとなぜか社長に交わされる。
「やっぱりペナルティのキスは唇以外にするぞ」
もう唇以外の顔中にキスしたんじゃないかと思うほど。たまにされることもあり。
そんなときには必ず、「猫のみぃとしたかったから、代わりにみぃにしてみた」と言われる。
その言葉を聞くと、やっぱり私は猫のみぃちゃんの代わりなのかと少しだけ残念に思ってしまうけれど、それは最初からわかっていること。
それより捻挫も治ったんだ。そろそろ社長の家から出ていくことを考えなくてはいけない。