毎日だって好きって言うよ。
しーちゃんの使っているフォークが、テーブルに置かれた私の手スレスレに突き刺さり、身の危険を感じた私はテーブルに額をつけて、すぐさま土下座体勢。
殺られる。
しーちゃんに、殺られる。
「まぁ、そう怒るなって。陽伊代がやろうとしてるだけでも十分奇跡だろ?」
私と同じく唐揚げ丼を頬張る友野が、箸で私のことを差しながらしーちゃんを宥めてくれる。
「友野は陽伊代を甘やかし過ぎっ!甘やかすだけが愛だと思ったら大間違いなんだからね!」
「お前が厳しい分、俺は優しくしてんの。」
やっぱりこの2人の前世は、私のパパママに違いない。
教育の方向性を議論する夫婦みたいな2人を横目に、私はテーブルに項垂れ、プクッと頬を膨らませた。
別に、やる気がないわけじゃないもん。
むしろ、やる気だけは満々だし?
ただ、ちょっと…
「モチベーションがなぁ…」
「は?何?モチベーション?」
しーちゃんと友野が怪訝な顔で私の方を見る。
「そう。モチベーションがいまいち上がんないんだよね〜。普通みんなって何を糧に勉強してるわけ〜?」
殺られる。
しーちゃんに、殺られる。
「まぁ、そう怒るなって。陽伊代がやろうとしてるだけでも十分奇跡だろ?」
私と同じく唐揚げ丼を頬張る友野が、箸で私のことを差しながらしーちゃんを宥めてくれる。
「友野は陽伊代を甘やかし過ぎっ!甘やかすだけが愛だと思ったら大間違いなんだからね!」
「お前が厳しい分、俺は優しくしてんの。」
やっぱりこの2人の前世は、私のパパママに違いない。
教育の方向性を議論する夫婦みたいな2人を横目に、私はテーブルに項垂れ、プクッと頬を膨らませた。
別に、やる気がないわけじゃないもん。
むしろ、やる気だけは満々だし?
ただ、ちょっと…
「モチベーションがなぁ…」
「は?何?モチベーション?」
しーちゃんと友野が怪訝な顔で私の方を見る。
「そう。モチベーションがいまいち上がんないんだよね〜。普通みんなって何を糧に勉強してるわけ〜?」