毎日だって好きって言うよ。
ですよねー。

やっぱりダメで……………ってうぇぇ!?!?



「い、今先輩、“いいよ”って言いました!?」


「うん。言った」


何事もなかったかのように、カツ丼を一口口に運ぶ先輩。



う……うそ……。


悠太先輩が私に…ご褒美!?!?!?



「ほほほほ本当ですか!?本当に本当にご褒美くれるんですかっ!?!?」


「ちょっとピヨちゃん食べづらい。
ちゃんと、達成できたらね」


「しますっ!絶対にしますっ!!!悠太先輩からのご褒美の為だったら何だって出来ますっ!!!」


先輩の腕を、無意識に掴みながらそう言えば、


「ふ。ピヨちゃん大袈裟」


そう言って、悠太先輩は破顔した。




大袈裟なんかじゃないんです先輩。


悠太先輩からのご褒美だなんて、そんな素敵なこともし逃しでもしたら、私にとって一生の一生の不覚なんです。


切腹してもいいくらい。


だから…だから…



「死ぬ気で頑張りますっっ!!!!」



食堂の中に、私のけたたましい咆哮が響き渡った。







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