毎日だって好きって言うよ。
鼻にかかった猫撫で声が聞こえて来て、私はハッ!とそちらに目を向ける。
私の視線は、未だ冷めぬ熱でポーっとしている、恐らく上級生であろう女子をロックオン!
くそぅっ!Dカップ!!
「あー。ナナちゃんごめんね。萎えちゃったから、続きはまた今度で」
先輩はDカップ(※重要)のナナちゃんに、あまり悪びれる様子もなく顔の前で手のひらを立ててみせる。
「えー!いいトコだったのにー!」
Dの意思を継ぐ者ナナちゃんは、どうやらご立腹のようだ。
そんな彼女の耳元に先輩は口を近付けて、
「次は、もっとイイコトしようね?」
そう甘い声で囁いた。
彼女は頬をピンク色に染めて、
「もぉ…ずるい。分かったよぉ。仕方ないなぁ」
そう言って乱れた服を整え立ち上がると、通り過ぎざまに私をひと睨みして、フンッと鼻を鳴らして屋上を出て行った。
先輩は、それを見送ると私に向き直り、肩をすくめてみせる。
悠太先輩は、見ての通り超絶イケメンだ。
そして、見ての通り超絶遊び人だ。
それはそれは、良くも悪くも、うちの学校の者なら知らない者がいないくらい有名な話。
––––東阪 悠太は、女遊びはするが、絶対に本気にはならない。
私の視線は、未だ冷めぬ熱でポーっとしている、恐らく上級生であろう女子をロックオン!
くそぅっ!Dカップ!!
「あー。ナナちゃんごめんね。萎えちゃったから、続きはまた今度で」
先輩はDカップ(※重要)のナナちゃんに、あまり悪びれる様子もなく顔の前で手のひらを立ててみせる。
「えー!いいトコだったのにー!」
Dの意思を継ぐ者ナナちゃんは、どうやらご立腹のようだ。
そんな彼女の耳元に先輩は口を近付けて、
「次は、もっとイイコトしようね?」
そう甘い声で囁いた。
彼女は頬をピンク色に染めて、
「もぉ…ずるい。分かったよぉ。仕方ないなぁ」
そう言って乱れた服を整え立ち上がると、通り過ぎざまに私をひと睨みして、フンッと鼻を鳴らして屋上を出て行った。
先輩は、それを見送ると私に向き直り、肩をすくめてみせる。
悠太先輩は、見ての通り超絶イケメンだ。
そして、見ての通り超絶遊び人だ。
それはそれは、良くも悪くも、うちの学校の者なら知らない者がいないくらい有名な話。
––––東阪 悠太は、女遊びはするが、絶対に本気にはならない。