毎日だって好きって言うよ。
まぁ、友野となら気を使わなくていいしね!
取り敢えず、よかったよかった!!
「友野も大変だぁね。」
私の横を通り過ぎざま、しーちゃんがボソッと呟いていく。
???
何だかよく分からないけど、
ま。いっか。
*
うふふ。
待ちに待った放課後です。
今私、何をしているかといいますと…
「おい。陽伊代。お前めちゃくちゃ怪しいヤツだぞ」
「ぐぁはっ‼︎‼︎ビビビビックリしたな‼︎友野か‼︎」
放課後、体育祭実行委員のミーティングが行われるという2–Aの教室。
実はこの教室、悠太先輩のクラスなんです!
何だか好きな人の教室ってドキドキしませんか!?
何だか私はドキドキしちゃって、なかなか中に入れず、廊下からこっそり中を覗いてた次第であります!
「大原先生が体実の担当でよかった…♡なんだかこの教室、悠太先輩の香りがしゅりゅ…♡」
「気のせいだアホ。ほら、行くぞ」
首根っこを掴むようにして、教室の中に連れて行かれるあたし。
何だよ友野ー!
いちいち水差しやがってぇ!
「あれ?ピヨちゃん?」
「悠太しぇんぱいぃぃっ!!!♡」