毎日だって好きって言うよ。

まぁ、友野となら気を使わなくていいしね!

取り敢えず、よかったよかった!!



「友野も大変だぁね。」


私の横を通り過ぎざま、しーちゃんがボソッと呟いていく。


???



何だかよく分からないけど、


ま。いっか。












うふふ。


待ちに待った放課後です。


今私、何をしているかといいますと…



「おい。陽伊代。お前めちゃくちゃ怪しいヤツだぞ」


「ぐぁはっ‼︎‼︎ビビビビックリしたな‼︎友野か‼︎」


放課後、体育祭実行委員のミーティングが行われるという2–Aの教室。


実はこの教室、悠太先輩のクラスなんです!


何だか好きな人の教室ってドキドキしませんか!?


何だか私はドキドキしちゃって、なかなか中に入れず、廊下からこっそり中を覗いてた次第であります!


「大原先生が体実の担当でよかった…♡なんだかこの教室、悠太先輩の香りがしゅりゅ…♡」


「気のせいだアホ。ほら、行くぞ」


首根っこを掴むようにして、教室の中に連れて行かれるあたし。



何だよ友野ー!

いちいち水差しやがってぇ!




「あれ?ピヨちゃん?」


「悠太しぇんぱいぃぃっ!!!♡」
< 92 / 364 >

この作品をシェア

pagetop