毎日だって好きって言うよ。

「いえ。いたって私ノーマルな人間なので、目はシッカリ2つ共こっちに」


そう言ってギンッと目を見開くと、大原先生の優しそうな目も同時に見開かれて…


「ひっ⁉︎」


めっちゃ目するどっ!!!


「1–Aは、プログラム作りに決定じゃの」


「そ、そんなっ…!」


プログラム作りって一番大変な作業じゃん!!


隣を見れば、友野からの痛い視線。


ちらっと先輩の方を見れば、口をおさえて笑いを堪える先輩と目が合って、


先輩は額を指差して、やはり堪え切れないのかプーッ!と吹き出してる…。


先輩だって、チョークくらったくせに!


それに元はと言えば、先輩が寝てるから!!

そして、かっこ良すぎるから!!



涙目で恨めしそうに先輩を見ていると、大原先生に見本のプログラムでバシッと頭を叩かれて、


「ちなみに、2–A。東阪のいるうちのクラスもプログラム作りだからな」


なんて衝撃的な発表に、思わず目を剥く私。


一方先輩は、嫌そうな顔で大原先生を睨んでる。


悠太先輩もっ!?!?

てことは!?!?
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