君と。
手紙

1話  急な転校生

「りさ!おはよ!」


朝から声をかけてきたのは、幼馴染の佐倉かりん!


「かりん、おはよ…」


「暗っ!どーしたの?」


「かりぃぃぃん(泣)昨日ね、、ポスト
 
 開けたら変な手紙が入ってたの。宛先

 だけで、名前がないの」


「今もってる??」


「うん、これ。」

かりんに手紙をわたす


  
   水菜りさ            
                  
   明日会いに行く。        
                         
                  
          と書かれていた。 


「んー、いたずらかなー、でもいたずら

 にしてはねぇ」


「かりん…どーしよ。こわいよ(泣)」


「あっ!今日りさんちでお泊り会しよう!

 2人でいればこわくないでしょ!うち

 んち今日パパいないから大丈夫だし!」



「かりん…ありがとぉぉぉ」


「いいってことよ!」


キーンコーンカーンコーン


『ガラガラガラ』


「はーーい、皆さんおはようございます!

 今日なんと!模擬テストがあるよ〜
 
 もちろん100点だよなぁ??」



「あっ、あと、今日転校生がきてるぞ!

 入れー!」


『ガラガラガラ』

えっ?転校生!?


「昔ここらへんにすんでたらしいぞ!

 知り合いいるといいな!」

へー、昔ね。パパ…ママ…
嫌なこと思い出すな




「せんせー、自己紹介していっすか?」


そう言い出したのは2人いるうちの1人、
茶髪で元気そうな男の子。


「おぉ、そうだったな!いーぞ!」


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