君と。
2話 自己紹介
「こんにちは!俺は、久見いつき!
いっちゃんってよんでね~笑笑」
冗談っぽく笑っている。それにしても、
いつきねぇ、なんか聞き覚えがあるよう
な気がする…あっ、もう一人の人と目が
あった!あの人の目みたことある。
「久見ちあき、よろしく」
うわー短っ!クール?なのかな。無表情やな〜
「んじゃ、いつきは、佐倉のとなり!
ちあきはその後ろ、水菜の隣な!」
『へーい』
げっ!初対面の人と話すの苦手なのに。
授業
「模擬テストするぞーー今配布した
プリント10分で!よーいスタート!!」
英語だ!
英語は得意!100点いけるかな〜
10分後
「はーい、隣と交換して丸付けしろ」
「久見君、交換だって」
「あ、ごめん。プッ」
プッ??今笑った???なんで!?
「久見君今笑った、よね?」
「丸付け、終わったよ。はい」
えっ!今聞いたのに!!スルーかよ!
「ありがとう、はい、久見君の」
そしてプリントは後ろの人が回収した。
そして、こうれいの先生のしかめっ面、
「はぁ、久見ちあきと水菜だけ満点」
「りさ、またー?すご!かりん、80点」
「佐倉さんもすごいやん!俺20点!」
「いつきくんがばかなだけじゃん
かりんとはちがーう!」
なんか、いつきくん想像してたのと
一緒!笑笑
「佐倉さん、ひどーい笑笑」
キーンコーンカーンコーン
「はーい、今日はこれでおわり!次は
勉強してこいよ!」
『はーい』
「りさ、お昼たべよ!」
「うん!」
『きゃーーいつきくん、ちあきくん
一緒にたべよーーー!!』
うわー、初日から転校生人気やな〜
これから大変そう。
「ごめんな、佐倉さんと水菜さんに案内
してもらうから」
『えっ!』
「りさ、ごめんいつきくんと約束
しちゃった!ごめん…」
まぁ、かりんにはお世話になってるし
いーか!
「しょーがないなぁ、いーよ」