家政婦だって、恋したい
それよりも、
あの2人はこんな時間に何処に行ったのだろうか。
部屋の時計を見ると、時刻は午前0時過ぎ。
俺は、麗奈と解散した後、ルームキーを結衣に渡したままだった事に気付き、予備のルームキーを預かって部屋に戻って来ていた。
「…遅すぎる。」
先に寝ようかとも思ったが、
2人が気になるのと、祝賀会で食べる事が出来なかった空腹の所為で、俺は眠れずにいた。
「風呂に入ってくるか…」
余りにやる事が無くて、
再び部屋の露天風呂に入ることにした。