家政婦だって、恋したい


 短い間だったけど、素敵な思い出をありがとうございました。

 いろいろやりたい事はあったけれど、
 正直、もう疲れてしまいました…
 
 助けてって叫べたら良かったんだけど、
 私は誰のせいにもしたくないから。
 
 もちろん、
 人を傷つけることはいけない事だし、やってはいけないと思う。
 
 やってしまった事は取り消せないけど、
 後悔して、悩んで、次に生かしてくれたら、
 それで私は満足です。
 
 だから、碧斗くんも誰も恨まないであげてね。
 もちろん、碧斗くん自身もです。

 好きな人が出来たら、
 私を気にすることなく、その人をうんと大切にしてあげてください。
 碧斗くんは、
 私の分までその人を幸せにする義務があります。(偉そうにごめんね)
 
 あなたの幸せを心より祈っています。
 今までありがとう。さようなら。     】







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