家政婦だって、恋したい
会議の出席を許可されてしまった碧斗さんは、ずっと仕事をするようになってしまった。
流石に行けないと思った私は、
シャワーから上がって水を飲みに来た碧斗さんに、意を決して碧斗さんに向かう。
「…碧斗さん。仕事の事は考えず、休息を取れるようにと取った休みなのに、仕事ばかりしていては元も子もありません。会議に出席されるのは仕方がありませんが、後はゆっくり休んで下さい。でないと、私は拓哉さんに連絡を取って、会議も欠席しますと伝えます。」
半ば脅すように碧斗さんに言った。
捲し立ててきた私に、碧斗さんは水を飲む手を止め、私を見つめる。