ほら、笑えよ

環「ふ~ん。藍峰って笑ってる方が可愛いね?ニヤニヤ」
刹那「笑の笑った顔久しぶりに見たな…ってか顔真っ赤」
と環達もあいつの笑顔を見てたようで

久々に笑ってるあいつを見た俺は、
自分でも顔が赤くなってる自覚あった。

環「まぁ、可愛いけど…今ので藍峰に惚れたやつが出てきただろうね」と言う言葉を聞き

周りを見てみると…
俺と同じように顔を赤くしてるやつや
口々に


「やべ…可愛い」

「俺、藍峰に惚れそうかも」

「笑ってなくても、可愛かったけど…
笑ってる方が何倍も可愛いな」

「えっ嘘!藍峰さん、笑ってたんだけど!」

「めちゃくちゃ可愛くなかった?」

あいつを 可愛い とか 惚れそう と言う声が聞こえた。

当の本人は、何もなかったかのように
本を読み始めてた。

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