もっと強く…
「たつや先生、こんにちは」

「よし、じゃあ、診察室いこ」
と言われ先生について行った


そう、私は心臓病である

中3の時にわかった
だから高校でバスケをやめて大学で週3でやっている


まだこの事は友だちには誰も言ってない


「たつや先生…?」

「ん?どうした?」

「……」

「怖くなっちゃった?」

「…診察室行きたくないって行ったらどうする?」

「じゃあ、ちょっと中庭でお話しよ!
先生今日りこちゃんが最後の患者さんだから」

「ごめんなさい…」

「気にしない気にしない」
先生は明るく言ってくれた



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