予測不能なケミストリー 【完結】
「セイラはさ、桜木君のこと、
1学期からリョウ君、って
呼んでるね」
「うん~ そういえば。
2年ではじめて同じクラス
になったんだけど
リョウ君は他の男子にくらべて
すごく話しやすくてさ。
何度か話しかけているうちに
リョウ君、って呼ぶように
なってたんだぁ」
「えー、話しやすい?
私は怖くて話しかけにくいな」
「そう?」
私は美奈のサンドイッチに
手を伸ばした。
1学期からリョウ君、って
呼んでるね」
「うん~ そういえば。
2年ではじめて同じクラス
になったんだけど
リョウ君は他の男子にくらべて
すごく話しやすくてさ。
何度か話しかけているうちに
リョウ君、って呼ぶように
なってたんだぁ」
「えー、話しやすい?
私は怖くて話しかけにくいな」
「そう?」
私は美奈のサンドイッチに
手を伸ばした。