予測不能なケミストリー 【完結】
よし、じゃ、レポートを提出した組から
帰っていいぞー。

先生は、黒板を決して
終業の準備をする。

私と友平君は、レポートを提出し、
教室を出る。

先に終わっていた美奈が待っていた。

「行こ、セイラ」
「うん・・」

美奈と友平君に挟まれて
クラスに戻る。
さりげなく振り向いて
リョウ君を見てみると
やっぱりまだ理恵ちゃんと
顔を近すぎるほど近づけて
資料やノートを見ながら
まだレポートをまとめてた。
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