看護婦さんに連れて行かれた所には

すやすやと眠っている赤ちゃんが沢山いた。



その中でふと雄太の目についたものは

「相田」と書かれたプレートだった。



ゆっくり視線を下に下ろして行くと

指をしゃぶっている少し小さい赤ちゃんがそこにいた――



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