【完】悪名高い高嶺の花の素顔は、一途で、恋愛初心者で。
突然そんなことを言い出した桐生さんに、びくりと肩が跳ねた。
桐生さんが指を差した先には、ホラーハウスと書かれた物物しい建物が。

看板を見るだけで、情けない声が漏れそうになった。
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