夢見るぶつぶついちごちゃん
だからぶつぶついちごちゃんはいつも夢見ているのです。

練乳のお風呂に入り、お肌をイキイキとリフレッシュさせたあと、ふかふかのスポンジのベッドに寝そべって、生クリームのかけ布団を身にまとい、眠りに就いてみたいなって。


そんな、まるでお姫様みたいなゴージャスなシチュエーション、いちごちゃんくらいの年の子なら、誰でも憧れてしまうようです。


だけどそれはあまりにも危険な行為だということを、彼女は分かっていません。

いちごちゃんはただそこに存在しているだけで、充分に魅力的で魅惑的な女の子なのです。

そんなオプションが付いてしまったら、瞬く間に誰かのお口に入れられてしまうかもしれません。

だからいちごちゃんには、グチりながら悩みながらいじけながら、それでも前を向いて、甘酸っぱいいちご人生を謳歌して行ってもらいたいものです。
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