光の向こう側へ
ァタシの学校は
JRの環状線の中にある駅から
歩いて10分ほどだ。





久しぶりの学校。



知り合いは
いないに等しい。



ァタシは
人付合いが
苦手だから
ちゃんと学校に
行ってた時も
ほとんど
一人で居た。



リョウと
付き合っていたから
常にリョウと
一緒にいたし、
ァタシの事を
知ってるのは
この学校では
もしかしたら
リョウだけかな??


リョウは違うクラスだけど…






ァタシは不安な
気持ちで
教室に入った。




一斉にみんなが
ァタシを見た。





コソコソ話が
聞こえてくる。




ァタシの席は
どこだ?




迷っていると



『水原さん!
ここが水原さんの
席やで!』




そう話しかけて来てくれたのが
ユリだった。



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