光の向こう側へ
店についた。



『おはよ−ございます』



ァタシが挨拶をすると
店長がこっちを見て言った。





『どうしたん?
今日はやたら
ご機嫌やん』




ァタシは
ビックリした。
事務所にある
鏡を覗き込むと
ァタシが
笑ってる。




いつもは
愛想がなくて
つんとした
顔のァタシ。




それが今日は
口角が
上がってる。





『リカは
笑ってる方が
可愛いなぁ』




店長にほめられ
ァタシは照れた。





『何かえぇことでも
あったんか?』



『いいこと…』




ァタシは
今日と言う日を
思い返した。






……今日は
楽しかった。



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