光の向こう側へ
またァタシは
学校に行かなくなった。




お母さんは
『行きたいときに
行けばいい』
とだけ言った。





ユリから
何度もメールが来た。




『どうしたの?
学校おいでよ!!
サツキに会いたい!!(>_<)
プリクラ取りに行こうよ(≧∀≦)』





ァタシは

『ごめん、めんどくさい。
いつか行こうね』



とだけ返した。







いつしか
店に行くのも
面倒になった。







ァタシの居場所が
何処にもない…








ミナミを
ブラブラしていると
同じ年代の子たちが
万引きしてた。





あんなことして
楽しいのかな?






どうせァタシには
同世代の考えてる
事なんて
解らないけど…





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