光の向こう側へ
7:温もり
ァタシがお金を
唯一使うのは、
ご飯を買うときだけ。



ほとんど
家の近くの
コンビニですます。





AM 2:00




店員一人と
男性客が一人。





店員はやる気が
なさそうに
欠伸をしている。




客は惣菜コーナーを
見ている。







何を買おう、でも食欲はない。






何を買うつもりでなくても
なぜかコンビニには
引き寄せられてしまう。






ァタシは
プリンを手に取った。




ふと昼間の
万引き集団を
思い出す。






ァタシは
手に取ったものを
鞄に入れてみた。






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