好きとか嫌いとか。

少し歩くとさっきのシャッター商店街が嘘のように駅があった。


いろんなショップが並ぶ中、綺麗な美容院があった。



「あれが俺の店。」


ポケットから鍵を取り出しドアを開けてくれた。




中はとっても綺麗でオシャレで気持ちが高まる。


インテリアも全てが可愛くて一つ一つじっくり見たくなる。



「今日は貸切ー。」


鍵を閉めて私を鏡の前の椅子に座らせた。



「風香、今からもっと綺麗にしてあげる。」


「え?」


「俺に任せて。」
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