サヨナラの行方
「あっ………や、んっ」
俺の手が彼女の胸に触れたとたん、彼女の口から甘い声が抜けた。
それを動かすたび、甘い声は止まらなくなる。
そんな声を聞けば、俺の手も止まらなくなる。
もっとその声を聞きたいと思ってしまう。
身体中に手を這わせるのと同時に、キスの雨を降らせる。
赤い痕がいくつもつくぐらいに。
そして、彼女の中心部に触れる。
その瞬間、1番甘い声が彼女の鼻を抜けた。
そこは、十分すぎるほど潤っていた。
それを確認した俺は、躊躇うことなく彼女を貫いた。
彼女の体が跳ねて、甘い声が絶え間なく響く。
久しぶりの感触だけど、しっくりくるし、懐かしい気がする。
彼女の体は、あの頃と何一つ変わっていなかった。
スタイルも変わらず、綺麗なままだ。
胸もほどよい大きさで、手のひらにおさまる。