ありがとうを君に。
プロローグ

「うごけ!」

何回もいった。何回も困らせた。
何回も神様に願った。

恋はしてはいけない。ただのお荷物。

何回も辛くて自分を傷つけた。
腕がボロボロだ。

すきと言う感情に出会った。

こんな私でいいと言ってくれた。
こんな私が良いと言ってくれた。

嬉しいという感情に出会えた。
すごく幸せだった。

でも神様はそんな嬉しさも許してはくれなかった。


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