ありがとうを君に。
動かない。
私は真白咲羅(ましろさら)
どこにでもいそうな普通の中学2生。
勉強も普通、友達も普通にいる。
でもそんな私が人とは少し違うところがある。
それは私が足の病気、脊髄空洞症(せきずいくうどうしょう)にかかっている事だ。
最初は些細な事だった。
「お母さんっ」
「何ー?どうしたのっ」
「なんかね、、、ううん、やっぱり何でもない。」
「もーなんでも無いんだったら呼ばないでよね!お母さん忙しいんだから。」
「はーい、
お母さんはいつも仕事仕事っていって私をほったらかして居た。
でも本当は言うつもりだったんだ、、、
「手がいたい、、、」って
脊髄空洞症は最初手足の痺れからなる、
この時言っていれば手遅れじゃなかったのかもしれない、