恋して愛して



大翔君が家まで送ってくれた。

「うん!また連絡するね〜」

私は大翔君と家の前でバイバイした。


家の中にちゃんと入るまで、大翔君は私を見てくれてた。

家に入る直前に手を振って、私は中に入る。


ブ-ブ-ブ-。

携帯が鳴った。


あ。花恋だ。

「もしもし?」

《年明け、5日に行くからその日空けといて!》

「え、ほんと?わかった!」

あとで、大翔君に連絡しなくちゃ。

どうせなら、もうちょっと早く連絡して欲しかったなぁ。

《あ、それと。藤崎のことも誘ったけど、大丈夫?》

「え?う、うん。じゃあ、私たちも含めて5人?」

恭介君が来るなら、花恋、翔君、大翔君、私で5人ってことだよね?

《愛海も誘って6人!》

「そうなんだ!なんか丁度いい数だね〜」
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