恋して愛して

不意にそう言われて、ドキドキする。

主婦という言葉に照れそうになった。

いやいや、褒めてるだけだし。

照れる要素ないから…


私はせっせと掃除を始めた。

恭介君は、ゴミをまとめて外に出してもらったし。

一応、共同作業?


1時間くらいして、やっと掃除が終わった。

あっという間に綺麗な部屋になった。


「すげーな。広い」

「たしかに。」

今まで、ゴミで埋められてた部屋に空間ができて広く見える。


気づけばもう10時。


「お昼ご飯、なにか食べたいのある?」

「んー。チャーハンと、ラーメン」

「材料あれば作るよ、それなら出来そう
あ、でもラーメンは流石に無理だけど」

「ご飯は…冷凍がある」


意外にも、ご飯を冷凍してあるらしい。

でもほかの材料は何も無い。


「買いに行こー?」

「いいよ」


近くのスーパーに2人で行った。
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