恋して愛して
恋して
【side 優衣】


無事告白に成功した事を、学校で花恋に報告する。

「まじ!?よかったじゃ〜ん」

「うん!」

花恋は私を抱きしめて喜んでくれた。



「普通に過ごせればいいんだけどね〜」

「なーにそんなしょーもない!もっと攻めないと、取られるよ!?」

「え、どうしよ…」


花恋から脅しを受ける。

「お前、なんでそんな脅すの。優衣ちゃん可哀想。
恭介は優衣ちゃん大好きだよ。な?」

横から翔君が、恭介君を連れて言ってきた。

いや、そんなこと言われても、私が恥ずかしいんですけど…

恭介君を見ても、何も言わないし。

ちょっとくらい何か言ってよ〜。


「うそうそ。間に受けないでね?優衣」

「う、うん」


なんか朝から、変な空気で授業に望んだ。



「優衣ちゃん、ちょっといいかな?」

「はい?」
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