恋して愛して

駅から徒歩10分くらいのところに海が見えた。

海の家も、ぱたぱたと建ってる。

「ここの海の家は、俺の母さんの友達がやってて、

いつも安くしてもらってんだ!」

そう言って、その海の家に入る。

「こんにちは!」

「あ、翔君いらっしゃーい。楽しんでね〜」


海の家の人はニコニコして言ってた。

優しそうな人だなぁ。


「花恋と優衣ちゃん、着替えてきたら?」

「了解。行こ、優衣」

「う、うん」


更衣室で、2人で着替える。

「これ、変じゃないよね?」

私は着替えた姿を花恋に見せる。

「可愛い!あたしは?どう?」

「スタイル良くて羨ましいよ…」
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