恋して愛して



「ごめーん!」

私のその声に、手を挙げて応える花恋。

そのボールを取りに行った花恋。

ボールにたどり着いた花恋に、周りにいた男の人たちが、花恋に近づく。

花恋はどこにいても、男の人が寄ってくる。

いいことなのか、悪いことなのか。


でも、今回は、花恋もうざったそうにしてる。

あっ。花恋が連れて行かれちゃう。

翔君たちを呼んでくるか…それとも



「や、やめてください!」

意を決して、花恋の所に行った。

「あれ?もう一人の子も、可愛いじゃん。」

「しかも、この胸。いいわ~」

絡んできたのは、二人だった。

これなら何とか逃げられると思ったけど。

ここは、足が水に浸かってるんだった…

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