恋して愛して
《なら決まりね!明日の11時に駅前の交番!じゃ、俺仕事残ってるからまた明日〜》
ブチッ。
大翔君…一方的過ぎる。
まぁ、ちょっとくらいなら、いっか。
最近、甘いもの食べてないし。
と、言うわけで。
何故か知り合って間もない、大翔君とカフェへ。
でも、なぜか他の男の人と違う感じ。
まるで…恭介君。
「優衣ちゃん!どしたー?体調悪い?」
「え?ううん!悪くないよ」
「そっか。ならいいけど。
それにしても、優衣ちゃんの私服可愛いね!」
私は少し焦りながら、自分の服を見直す。
なるべく大人っぽくしてきたつもりなのに、
可愛いってことは、まだまだ子供っぽいのかなぁ。