Princess
Princess9☆夢のままで終わりたくない!
日々は何事もなかったかのように過ぎて行った。
それは同時に、あたしと『アクア製薬株式会社』との政略結婚が進められていると言うことでもあった。
あたしは確かに、修哉さんと一緒に過ごした。
両思いにだってなったのに…だけど、両親を始めとする周りの反応は違うものばかりだった。
「夢でも見たんじゃないか?」
と、お父さん。
「あなたはいい子に過ごしてたわよ」
と、お母さん。
あたしを3日間だけ泊めてくれた友人だって、知らない何かの間違いじゃないかの一点張りだった。
「夢な訳がないじゃない…」
だけど、確証を得るものは何もない。
アドレスも消されているから、修哉さんに連絡したくてもできない。
「修哉さん…」
あなたと過ごしたこの3ヶ月間を、夢物語で終わりたくなんかないよ…。
それは同時に、あたしと『アクア製薬株式会社』との政略結婚が進められていると言うことでもあった。
あたしは確かに、修哉さんと一緒に過ごした。
両思いにだってなったのに…だけど、両親を始めとする周りの反応は違うものばかりだった。
「夢でも見たんじゃないか?」
と、お父さん。
「あなたはいい子に過ごしてたわよ」
と、お母さん。
あたしを3日間だけ泊めてくれた友人だって、知らない何かの間違いじゃないかの一点張りだった。
「夢な訳がないじゃない…」
だけど、確証を得るものは何もない。
アドレスも消されているから、修哉さんに連絡したくてもできない。
「修哉さん…」
あなたと過ごしたこの3ヶ月間を、夢物語で終わりたくなんかないよ…。