Princess
当然だけど、昨日から一緒に暮らすことになった相手・修哉さんはどこにもいなかった。
そりゃ、そうだ。
修哉さんは仕事があるんだから、会社へ行ってしまったに決まってる。
ふとテーブルのうえに視線を向けると、2個のおにぎりと伏せられているお椀があることに気づいた。
その下には1枚の紙があった。
「何かしら?」
そう思いながら紙を取り出すと、修哉さんの字で書かれた手紙だった。
『会社に行ってきます
鍋の中にみそ汁があるので温めて食べてください』
どうやら、あたしのために朝ご飯を用意してくれたようだ。
そりゃ、そうだ。
修哉さんは仕事があるんだから、会社へ行ってしまったに決まってる。
ふとテーブルのうえに視線を向けると、2個のおにぎりと伏せられているお椀があることに気づいた。
その下には1枚の紙があった。
「何かしら?」
そう思いながら紙を取り出すと、修哉さんの字で書かれた手紙だった。
『会社に行ってきます
鍋の中にみそ汁があるので温めて食べてください』
どうやら、あたしのために朝ご飯を用意してくれたようだ。