Princess
Princess4★恋にメリーゴーランド
「ただいまー」
修哉さんが帰ってきた。
「お帰りなさい、修哉さん」
あたしはおたまを片手にキッチンから声をかけた。
1ヶ月近く続いていた残業も無事に終わったらしく、修哉さんは毎日、それも7時過ぎに家へ帰ってくるようになった。
サラリーマンって仕事だけじゃなく、人づきあいも忙しいって言うイメージがあるんだけど…あたしが考えているイメージとは、どうも程遠いようだ。
「おっ、今日はカレーか」
すでに着替えを済ませたのか、セーターにジーンズ姿の修哉さんがキッチンに顔を出した。
「はい、カレーです。
もう少しでできますので待っててください」
あたしは鍋の中を覗き込みながら答えた。
修哉さんが帰ってきた。
「お帰りなさい、修哉さん」
あたしはおたまを片手にキッチンから声をかけた。
1ヶ月近く続いていた残業も無事に終わったらしく、修哉さんは毎日、それも7時過ぎに家へ帰ってくるようになった。
サラリーマンって仕事だけじゃなく、人づきあいも忙しいって言うイメージがあるんだけど…あたしが考えているイメージとは、どうも程遠いようだ。
「おっ、今日はカレーか」
すでに着替えを済ませたのか、セーターにジーンズ姿の修哉さんがキッチンに顔を出した。
「はい、カレーです。
もう少しでできますので待っててください」
あたしは鍋の中を覗き込みながら答えた。