最後の100日~君に幸あれ~

笑顔でサヨナラ~12/13~


次の日になり私は登校準備をして家を出た。
家の近くにある公園で祐君と待ち合わせ、学校へ向かった。

「おはよ」

「おはよっ!」

私達は並んで歩いた。
そういえば今日は二階堂君と会わないなぁとか思っていると葵ちゃんからの電話がありすぐに出た。

「美奈ちゃんおはよう!
あのね!今学校なんだけど、二階堂君に話があるって言われて、空き教室に行ったら、告白されたのっ!
そして…その…付き合うことになりました…」

「ほんとっ!?
良かったね!」


良かった…。
私まで嬉しい気持ちになる。

「だけど、用があるらしく屋上に行っちゃったんだよね。
絶対来ちゃダメだよって、美奈ちゃんと沢田君にも伝えてって言われたの。

今日は本当に来ちゃダメだよ。だって」


「あ、うん。
わかった!」

屋上で何があるんだろう。
ルイと仲良くなったらしいき、何か話してるんだろうな。


私は葵ちゃんからの電話を切り、二階堂君からの伝言を祐君へ伝えた。

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