最後の100日~君に幸あれ~

「ルウ…ごめん…ね…」

そう呟いた瞬間ルウの瞳は閉じられた。
そしてだんだんと手に伝わってくるルウが冷たくなって行く感覚。

ルウは私のせいで死んだ?

私のせいで…。

冷たくなったルウの亡骸を私は抱きしめた。

ダメな飼い主でごめんね。

そう心の中で何度もあやまりながら…。


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