最後の100日~君に幸あれ~

「あ、奥村さん、おはよ。」

後ろから沢田君の声が聞こえ少し振り向いた。

あの日以降廊下とかでも、普通に話しかけて来るようになった。
女の子から白い目で見られていることがわかるから小さい声でしか返せない。


中学の頃みたいな思いはしたくない。

理不尽な嫉妬で嫌がらせはうけたくない。
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